全国アスベスト適正処理協議会

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環境宣言

過去に建築され、現在も残存する大量のアスベストの処理が建築物の老朽化等に伴い、建物解体の本格化を迎えています。

「見えない、臭わない、感じない」という特徴を併せ持つアスベストは、ひとたび発症した場合の有効な治療方法がまだ存在せず、気付かない内に作業者やその家族、周辺住民などを危険にさらしています。また、作業後の資機材の不適切な処分は大量のアスベスト廃棄物を生み出し、将来にわたって環境と安全を脅かし続けることになります。

このような状況の中、アスベストの暴露被害をこれ以上増やさないために、本協議会は関係団体および有識者等の幅広い連携の下、アスベストの調査・分析から施工、処理、資機材などに至るまで、一貫した適正処理の手順を確立し、安全で安心できる作業環境および生活環境の確保に寄与していきます。

また、本協議会はアスベスト廃棄物の適正処理体制の確立に寄与し、対策や処理が安全に行われていることを社会に対して明示することによって、現在および次世代のために安全・安心な社会構築を図ります。

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