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アスベスト除去でイーコン工法を導入
ヤマゼン運輸

2008/04/02

産業廃棄物の収集運搬やアスベスト除去などを行うヤマゼン運輸(三重県伊賀市)はこのほど、アスベスト除去工事の更なる受注拡大に向けエコボンド(広島県庄原市)が開発した「イーコン工法」を導入した。

同工法は水と高分子を混合した薬液を高圧ポンプでアスベストに噴霧・湿潤し切断と除去を同時に行うもので、従来の工法と異なり、アスベスト粉じんをまったく飛散させないのが特徴となっている。日本建築センターの技術審査証明も受けている。

作業員の暴露防止や周辺環境の安全に配慮、工期短縮も可能で人件費にかかるコストダウンにもつながると判断して導入を決めた。

同社を含むヤマゼングループはグループ内で除去工事、収集運搬、埋め立て処分が完了するという一環体制を強みとしてこれまでアスベスト関連事業の受注を拡大してきた。今後も安全・安心・低価格を顧客にアピールして業容拡大を図っていく考えだ。

(環境新聞 4/2号掲載)
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