ツネイシカムテックス(広島県福山市、7月にカムテックスから社名変更)は今月から、環境省の石綿廃棄物無害化処理認定制度の認定施設として、溶融施設で廃石綿等の受け入れを開始する。同省は石綿廃棄物の無害化処理大臣認定を行っており、これまで3社の申請を受け2社認定しているが(1社は審査中)、実際の受け入れを開始するのは同社が初めて。技術開発しても事業化には二の足を踏むところも多く、こうした中事業開始に踏み切った同社の今後の成り行きが注目される。