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アスベスト無害化認定で初の正式申請
環境省、年度内に数件の認定目指す

2009/6/17

環境省はアスベスト廃棄物の適正処理ルート確保を目指し、2006年8月にアスベスト無害化処理認定制度を創設したが、このほどようやく正式な申請が1件あった。今後告示・縦覧などを経て有識者の意見も聞きながら専門委員会で審査を行い、順調に行けば10月頃にも第1号として認定する考えだ。

また、他にも現在準備を進めていて間もなく申請まで漕ぎ着けそうな案件があり、同省では「年度内に数件の認定を行いたい」(産業廃棄物課)としている。

制度創設時は3種類のアスベストが対象だったが、その後新たに3種類の使用が確認されたことから、改めて環境アセスメントをやり直す必要が出たため、さらに申請・認定が遅れる結果となった。

(環境新聞6/17号掲載)
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