環境省は11日から、東日本大震災による被災地の大気中アスベスト濃度の予備調査を開始した。被災した住民らへのはく露防止やその不安への対応および今後の本格的な大気濃度調査に向けた基礎情報を得ることが目的。15日までにサンプリングを実施後、18〜22日に試料の分析・結果を集計し、今月下旬〜来月上旬に関係の委員会を開き調査結果を公表する予定。その内容を踏まえ、来月中にも本格調査を開始したい考え。